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公益社団法人 東京青年会議所【東京1区】公開討論会 主催:東京青年会議所【衆院選2017】テキスト

【東京1区】公開討論会 主催:東京青年会議所【衆院選2017】テキスト

Updated date 2017/10/28

コーディネーター;
只今より、衆議院議員総選挙、東京第1区の公開討論会を始めたいと思います。
私、本日コーディネーターを務めさせていただきます。公益社団法人東京青年会議所港区委員会の阿部泰彦と申します。宜しくお願い致します。
本日は、2名の立候補者の方々にお集まりいただきました。ご多忙の中誠にありがとうございます。
立候補者の皆様と、本公開討論会をインターネットでご覧頂いている皆様と一緒に日本の未来について考えていけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。
まず始めに、本公開討論会の登壇基準に関しまして説明させて頂きます。
本日の公開討論会は限られた時間内で討論内容を充実させるために、登壇基準を設けさせていただいております。登壇基準は、
① 国政政党(国会議員5人以上)の公認又は推薦のある立候補者
② 国会議員経験者
③ 地方自治体の首長経験者
以上の3つの条件のうち、一つでも該当する立候補者に関しまして、参加要請をさせていただいております。
参加要請をさせて頂いた皆様の席を本日は用意させていただいておりますので現時点で空いている席の候補者に関しましては公開討論会に御欠席もしくは遅れていらっしゃる方です。
それでは、公開討論会をはじめる前に、本討論会のルールを説明させて頂きます。
本日は立候補予定者の皆様を何々さんという呼び方をさせて頂きますのでご了承の程宜しくお願い致します。
これから質問を4問行います。それぞれの回答は公平を期すために回答順はくじ引きで決定させていただいております。回答時間は、1分とさせていただきます。
ご回答が一巡した後、10分間のクロストーク形式を取りますので、他の立候補者に対する反論・意見・質問およびご自身の補足説明の機会を設けます。なお、クロストークでの発言時間は30秒とさせていただきます。
発言回数や内容、イメージが特定の方に偏らないよう十分に留意し、機会の平等が得られるように進行致します。
時間の計測につきましては、ステージ前にタイムキーパーがおり、制限時間の15秒前に1回ベルを鳴らし、終了時には2回ベルを鳴らします。
この合図がありましたら、速やかに発言を中止頂きますようお願い申し上げます。
なおクロストークでの15秒前ではベルを鳴らしません。
ここで練習の意味も込めまして自己紹介を御一人30秒でお願いしたいと思います

 


松沢 かおる 氏;
希望の党公認、松沢かおると申します。
本日はこのように私の想いを伝えさせていただく機会を与えていただきありがとうございます。
39歳子育て中の弁護士でございます。どうぞよろしくお願い致します。

海江田 万里 氏;
立憲民主党公認の海江田万里でございます。どうぞよろしくお願いします。
立憲民主党という政党は解散が決まって総選挙がスタートする前に新しく誕生した政党でありますので、まだまだ知名度というか、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんけれども立憲主義を回復するという政党です。

 

コーディネーター;
ありがとうございます。このような形で進めさせていただきますので宜しくお願い致します。視聴者の皆様にはアプリでアンケートにお答えいただきたいと思います。
アドレスclica.jpにアクセスしていただきまして、
ID:clica-guest-senkyo PASS:1111 クラス:衆議院選挙公開討論会
アンケートを五択でお答えください。
それでは1問目に入りたいと思います。
アベノミクスの評価について、与党は「デフレから脱却して企業の競争力が強化されて、雇用を拡大した」と成果を強調します。他方、野党は「円安・株高によって輸出産業・富裕層だけが恩恵を受け、格差が広がった」と批判します。ですが野党も景気回復の対案を出せずにいます。中小零細企業の振興のため今後の経済政策をどのようにお考えでしょうか
この質問についてまずは、海江田さんの方からお願いします、1分でお願い致します。

 

海江田 万里 氏;
経済政策について奇手妙手と言いますか本当は無いんです。アベノミクスの金融緩和も行きつくところまで行きついてマイナス金利になりました。未来永劫マイナス金利なんてありえない。どこかで正常な形、プラス金利に戻さなければいけない。その時の準備ができているか、全くできていない。異次元と言うのはどこかで三次元というか正常な形に戻さなければいけない。私たちはマイナス金利が終わることを考えなければいけないと思っています。中小企業の対策としては、中小零細企業は職員の雇用保険に入っている人が少ないので支援を

 

コーディネーター;
海江田さんお時間でございます。時間で打ち切り申し訳ございません。次は松田さん宜しくお願い致します。

 

松沢 かおる 氏;
私の実家も中小企業を営んでいますので中小企業の実態現実よくわかっております。
中小企業の振興非常に大事なことだと感じております。中小企業の正社員の雇用を進めること、この観点では中小企業庁から出ている経営者保証ガイドラインを徹底することが考えられます。中小企業の正社員化の問題になっている社会保障の壁を打破する必要があると考えています。さらに規制緩和、IT制度の活用によって生産性の向上を目指すことが必要と考えます。事業再編税制の改善や事業承継の円滑化など産業の新陳代謝を活性化すべきと考えています。

 

コーディネーター;
ここからクロストークに移りたいと思います。発言のある方は挙手願います。

 

松沢 かおる 氏;
先程海江田さんの仰ったマイナス金利を今後この状況は続けられないということは私も同感です。それを戻すためにどんな方向が具体的に必要なのか。

 

コーディネーター;
マイナス金利に関する質問です。海江田さん宜しくお願い致します。

 

海江田 万里 氏;
経済を成長軌道に乗せる。経済全体の中でGDPの60%を占める個人消費を本格的に回復させなければいけない。そのために働いている人の賃金を上げていく、非正規雇用では賃金は上がらないので、賃金を継続的安定的に上げていかなければならないので企業収益も働いている人たちに還元すべきと考えています。

 

コーディネーター;
ありがとうございます。個人消費を上げるために収益を還元していくということでしたけど、これに対して松沢さんはご意見ありますでしょうか。

 

松沢 かおる 氏;
個人消費を上げるために賃金を上げるコンセプトについては同感、賃金を上げるためには成長戦略が必要であると思います。企業自体の経済活動が、民間の活力が上がっていかなければ賃金を一方的に上げることはできません。このあたりのご意見を伺いたい。

 

コーディネーター;
海江田さん、よろしいでしょうか。

 

海江田 万里 氏;
一方的に上げるのではなく、上げられるところはある。輸出関連で毎年20兆円くらい5年間で100兆円税引き後の収益が上がっているところがある。そのお金が内部留保になっている。あとの半分は海外の投資、海外にM&Aして失敗して、日本で働いている人たちが努力をして儲けたお金がそういうことになっている。働いている人に還元すべきだと思います。

 

コーディネーター;
企業の内部留保と海外投資の説明がありましたが、それについて松沢さんはいかがでしょうか。

 

松沢 かおる 氏;
その企業が自分で判断すべき内部留保どうするべきかについて政府が介入することになると思いますが、具体的な政策としてはどのような政策になるのでしょうか

 

海江田 万里 氏;
希望の党では内部留保課税を言っていると思いますが、それも一つの考え方ですね。あと、賃金で払えば非課税になる、これが経済好循環の出発点。総理ももっと強く言っていくべき一方で内部留保課税も一つの考え方であると思います。

 

コーディネーター;
残り一分ですが、松沢さんの意見もお伺いしたい

 

松沢 かおる 氏;
希望の党も内部留保課税について前向きに進めていきたい。企業が内部留保の部分をどのように使っていくかの判断は図るところですので、どのように介入するかは慎重に且前向きな検討は必要である。そもそもストックに対する課税であるべきなのかフローに対する課税であるべきなのか大きな負担にならないように且前向きな投資、経済成長に結びついていく戦略であるべきだと考えております。

 

コーディネーター;
海江田さんこれに対して

 

海江田 万里 氏;
先程の中小企業に対する社会保険の支援をする話の中で、公的年金に加入するための費用の半分を負担の数%を支援するということを考えていますか。それ以外の具体策がありましたら教えてください。

 

コーディネーター;
その質問に対する答えをお聞きして視聴者アンケートを聞きたいと思います。

 

松沢 かおる 氏;
中小企業の社会保険料の一部免除、負担軽減の件について検討していきたいとは思いますが、どのような割合であれば社会保障費として適切なのか、ワイズスペンディングの観点から企業に対するインセンティブを与えていく観点から検討したいと思っております。

 

コーディネーター;
ここでアンケート結果を見ていきましょう。
アベノミクスに対する評価についてお答えください
①100点 16.7% ②75点 33.3% ③50点41.7% ④25点 8.3% ⑤0点 0%
という回答でした。約四割視聴者の方がが③50点にお答えでしたが、これを受けて皆さんのお考えをお聞かせ願います

 

海江田 万里 氏;
成長戦略これいいことなんですよ、ここに書かれていること安倍さんの言っていることは良いこと。具体的に前に進んでいるのかと言えば進んでいない。三本の矢のうち実際に行われたのは一本の矢だけだと私は思います。100点満点で行くと33点の中でどういう風に評価するのかということになるかと思います。

 

コーディネーター;
アンケート結果では100点から50点までに9割成長戦略について評価しているかどうかは微妙ですだという回答だったと思いますがそれについて海江田さんはなかなか進んでいないと仰った、視聴者の評価と海江田さんの意見のその辺のあたりを説明してください

 

海江田 万里 氏;
アベノミクス全体の評価なのか三本の矢の評価なのかわからない、東京の中心の第一区の人が答えたならそういうものなのだと思いますよ。

 

コーディネーター;
わかりました。ありがとうございます。松沢さん意見はございますでしょうか

 

松沢 かおる 氏;
私もアベノミクスに関しては一定の評価をしております。金融緩和と財政出動は一定の効果があったと思いますが、規制緩和、最終的な成長戦略の所は骨抜きになったと言わざるを得ない。しがらみがあるのでなかなか規制緩和はできないというのが現政権の私の認識です。

 

コーディネーター;
規制緩和を進めるのはしがらみがあって進めない。海江田さん規制緩和についてどのようにお考えですか

 

海江田 万里 氏;
社会的規制と経済的規制があると思う。経済的規制は大いに緩和するべき、社会的規制は簡単に緩和していいわけではない。規制緩和やれというだけではなくどのような規制があって現実はどうなっているのかを考えるべき

 

コーディネーター;
松沢さんは、今あった社会的規制緩和、経済的規制緩和のお話の中で両方するべきだと思いますか

 

松沢 かおる 氏;
周辺部分の難しい議論だと思います。時代に応じて社会的規制、経済的規制が定義されていると思いますが、個人の選択肢を超えて規制が行き過ぎていると思っています。例えばUber
例えば民泊、一般市民が求めているサービスが得られない。本来個人が自由に選択すればよいにも拘らず法規制があってなかなか進まないと理解しております。

 

コーディネーター;
ありがとうございます補足があればお聞きしたいのですが海江田さん

 

海江田 万里 氏;
社会的規制について触れられなかったが環境の問題とかやっていかなければならないので、規制を区別して、規制の中にも社会的な規制で守っていかなければいけないという立場も持っていただきたい

 

コーディネーター;
それでは2問目の質問に行きたいと思います。
現在、日本でも課題の一つとしてダイバーシティが取り上げられています。ダイバーシティ推進していくことは必要か、また、日本の現段階での体制を踏まえ推進していく場合にはどのように行っていくべきかについて、お考えをお聞かせください。
先程同様回答時間は一分でお願いします。
また視聴者の皆さんはclicaから質問への参加をお願いします
松沢さんの方から一分で宜しくお願い致します。

 

松沢 かおる 氏;
基本理念として個人の自己決定権の尊重があります。選択的夫婦別姓やLGBT差別の禁止、同性婚の容認や外国人労働者の受け入れシニアの再雇用促進を進めてまいります。日本社会で多様性を増すためにはまず女性が働き続ける社会を作ることが必要だと考えています。保育園の質量の改善に加え補助金を認可保育園に出すのではなく保育サービスを利用する親に直接出すことで認可に入れた家庭と認可外にしか入れなかった家庭の格差の解消を目指します。また女性活用を推進する企業を支援しリーダーシップポジションにつく女性の割合増加を目指します。政治分野における男女比の改善も目指します。ダイバーシティの問題に関しては、私は東京都の委員会でつまらないおじさん問題として取り上げました。同じような属性の人が集まると同じインセンティブ、つまりしがらみに捉われ、意思決定を間違えるという問題です。ダイバーシティの推進は誰にでも平等な機会提供という観点から重要だと考えております。

 

コーディネーター;
ありがとうございます。続いて海江田さん宜しくお願いします。

海江田 万里 氏;
共生社会基本法と言う法律を作るべきだと思っております。今松沢さんがお話したような考え方も盛り込まれていると思います。基本的な考え方で社会であらゆる人たちが日本の国の中で居場所と出番のある共生社会を作っていくことは、立憲民主党の一丁目一番地の政策なんです。是非ご理解いただきたいと思います。

 

コーディネーター;
ここからは先程と同じようにクロストークに参ります。発言のある方は挙手願います。お一人30秒でお願いします。松沢さんお願いします

 

松沢 かおる 氏;
コンセプトについて共感いただきありがとうございます。共生社会基本法は基本的にどのようなものが盛り込まれている法律でしょうか

 

コーディネーター;
海江田さんお願いします。

 

海江田 万里 氏;
基本法ですから基本的な考え方です。あらゆる国籍、障がいある方ない方、色々な立場に置かれている人たちを社会全体で包摂していこう社会の一員として認めていこう。あらゆる問題偏見差別のない社会を目指す考え方。

 

コーディネーター;
それに対して松沢さんはご意見ありますか

 

松沢 かおる 氏;
理解したので他の質問でもよろしいでしょうか。立憲民主党の公約では女性活用について言及が無いように見受けられたのですがこの点について、ご意見いかがでしょうか

 

海江田 万里 氏;
マニュフェストに記載しております。
政治世界での女性が少ない、国会議員の一定割合を女性にするのは大切。比例代表の順番を男女交互にするとかのやり方もあります。特に力入れているのは実際議員の女性の数を増やしていくということです。

 

コーディネーター;
松沢さんそれに対してはいかがでしょうか

 

松沢 かおる 氏;
今の話は私に対するエールと思って大変うれしく思いました。ありがとうございます。

 

海江田 万里 氏;
小池百合子さんが外国人の地方参政権をダメと言わなければ希望の党の公認をしないと言われた。考え方の狭い人、ダイバーシティと仰っている方でびっくりした。賛成反対あってもいいと思うが賛成の人はだめだということにびっくりした。

 

コーディネーター;
それについてのご回答でもあるのですが本題の趣旨からずれてきているので視聴者アンケートの方を見てみたいと思います。
ダイバーシティ・マネージメントについて特にどの分野で推進を期待しますか。
①女性活躍社会35.7% ②LGBT14.3% ③外国人の参加28.6% 
④働き方改革21.4% ⑤その他0%
女性活躍社会について具体的にお聞きしたい

 

松沢 かおる 氏;
子育てをしている弁護士として女性活用大事だと思っている。働いて子育てしている女性、社会としてもありがたい存在であると思ってますので、リーダー的ポジションに女性が占める割合を高めるためにいろいろな政策をとっていくべきだと思っています。ポジティブアクションについては憲法の平等権の観点から議論がありますので、国民の議論を踏まえて立法化していきたいと思っています。

 

コーディネーター;
立法化という意見があったが、立法化によって女性の活躍社会にスポットあててご説明願います

 

海江田 万里 氏;
立法化も一つのやり方。選挙に限って政党が一つの方向を打ち出していくことも一つのやり方と思っています。

 

コーディネーター;
政党が一つの方向を指し示す。どのような形で指し示すのか

 

海江田 万里 氏;
選挙で全国比例代表の順番をできるだけ女性の候補者をノミネートしていく等、外国人はクウォーターの候補者を推すということです。

 

コーディネーター;
松沢さんはいかがでしょうか

 

松沢 かおる 氏;
この分野は私専門でして、政党の名簿に関してはジグザグ式ですとか女性を上に上げていくとか一定のルールがあることは承知している。それを政党にどのように義務付けていくかというところに問題が残っていると思います。ジェンダーギャップが100以下である日本において示現的にも法律化を検討する、ジェンダーギャップを解消するための法律化を検討することは大事な事だと思っている。

 

コーディネーター;
視聴者の興味のある分野、他にも②③④とありますので、どれかピックアップしていただいて自分の説明したいところご意見いただきたいと思います。

 

海江田 万里 氏;
LGBTについて、渋谷区は結婚を認めている、企業でも増えている、養子の制度について直した方が良いと思う

 

コーディネーター;
松沢さんはこの分野ではどちらに着目しますか

 

松沢 かおる 氏;
働き方改革について、私のもとの勤務先は自宅勤務やワークアップホームという形でワークオフィスという形で働くことができておりました。女性や時間に限りのある方々が効率的に働き自分の力で働くためにはIT化IoT化を進めていって自由な働き方ができる。それが大事なことで企業の競争力を高めるようになると考えております。

 

コーディネーター;
それでは3問目の質問に行きたいと思います。
わが国が直面する大きな問題の一つに、人口減少を伴う少子高齢化が挙げられます。現在の少子高齢化を前提とした場合、将来の社会保障費について大きな問題が発生すると言われていますが、どのような制度改革が最重要だとお考えでしょうか。財源確保の点と合わせてお答えください。先程と同様に回答時間は1分でお願いします。
視聴者の皆さんはアンケートアプリにご協力お願い致します。
それでは、海江田さん宜しいでしょうか。

 

海江田 万里 氏;
社会保障の中身はこれまでは年金医療介護の三つの柱、四本目として子育て支援を打ち立てました。年金制度について、今のお年寄りは年金を受ける側ですからこれを大胆に変えると言ってもそうはいきません。若い方たちから自分の払った年金が自分の年金につながる制度を作っていく。

 

コーディネーター;
続いて松沢さんお願いします

 

松沢 かおる 氏;
少子高齢化の解決には医療の質確保と医療費の抑制を両立するために総合診療医の増加を推進します。総合診療医とはあらゆる臓器に関するスペシャリストになります。特に高齢者の全身的多くの臓器にわたるような症状を鑑別できる高齢者医療に特に求められる人材になります。これまでの医療行政では総合診療医の人材育成や活用するための制度改革ができません。総合診療医が高齢者医療のプライマリーケアを担うことで適切な診療かを判断し病院経営が効率化され患者の満足度の向上と無駄な医療費の削減を行っていきたいと思います。これまでの医療行政とは異なる目線で現政権ではできない改革を進めていきます。財源については税制となりますがそのために景気を好転させ持続することが大事だと考えております。消費税を上げるということではございません。

 

コーディネーター;
年金と医療という別の観点からの説明でした。ここからクロストークに移りたいと思います。発言のある方は挙手でお願いします。先程同様30秒でお願いします。

 

松沢 かおる 氏;
先程の年金の問題についてもう少し詳しくお伺いしたい。

 

海江田 万里 氏;
今の年金というのは世代間の相互補助ですから子供から親への仕送り、自分の払った保険料は自分の所には戻らず、自分の年金は次の世代が払ってくれるということです。少子化の時代ですから自分が払った保険料の一部が将来の年金に繫がるような口座を作っておくべきだというのが私の考え方です。

 

コーディネーター;
松沢さんいかがでしょうか

 

松沢 かおる 氏;
年金のみの解決では少子高齢化対策は難しいように思える。医療費についてはどのようなお考えでしょうか。

 

海江田 万里 氏;
年金のみを話したわけではなく一分という限られた時間ですから自分のことを具体的に話したわけです。医療費の問題は例えば今一番かかるのは終末医療の所なんです。終末医療に関しては人の命は本当にかかってますのでそれを認めてしまうところがある。ターミナルケアなんかで本当に延命治療はいいですよというようなことを言うとかなり医療費減る部分もある。そこも含め医療費全体で考えて行かなければならない。効率よりも尊厳死を社会全体で認めていくような形になると医療費は結果的に減る人の考え方社会の考え方を変えていくことで伸びを抑えることはできる。

 

コーディネーター;
海江田さんの方から終末医療に着目した説明がありました。松沢さんはどう思われますか。

 

松沢 かおる 氏;
その問題はよく認識している。自己決定権をどのように尊重していくか、非常に難しい問題がある。薬を使うことでどのくらい延命をすることができるのか、その方の寿命はどこまでなのか難しい問題があるのでコンセプトとしては理解しますが具体的のどのように削減することで医療費を抑えることができるのかが疑問

 

コーディネーター;
具体的な医療費の削減について海江田さんはお願いします

 

海江田 万里 氏;
削減は無理なんですよ。伸びをどうやって抑えていくのかがポイント。人が生き方の中で最後の所は延命治療はいいですよという考え方の理解を深める必要があると思います。

 

コーディネーター;
削減ではなく伸びを抑えるという説明があった。松沢さんは伸びを抑えることに対しどのような考えをお持ちですか

 

松沢 かおる 氏;
総合診療医の導入によってこれを抑えることができると思っている。立憲民主党の公約を見ると行政負担が増えるものが多いように感じた。効率的な社会保障の観点からどのような考えを持っているのかお聞きしたい。

 

海江田 万里 氏;
人の命がかかっているので効率の前にまずその人の生き方とか人生に対する尊厳が必要、効率はそのあとの話であって、生き方を変えることで医療費の伸びを抑えることができるというお話をしている。それが人間として至極真っ当な考え方だと思っている。

 

コーディネーター;
効率と個人の尊厳は必ずしも矛盾することではないと思います。Clicaの方を見ていきたいと思います。
年金について、受給年齢が更に引き上げられるという意見もある中、将来受け取れると思いますか?
①全額受け取れると思う。19.0%
②減額されていると思う。28.6%
③年金制度自体が消失していると思う38.1%
④受給年齢の引き上げにより生きていない。14.3%
⑤その他0%
年金制度自体が消失しているという回答が4割でした。今後の展望についてどうお考えですか。

 

海江田 万里 氏;
公的年金制度は、日本の社会の安定に貢献しており、日本が世界の誇れる制度だと思う。どうやったら維持できるのかについて議論すべき。安倍政権になってから全く議論されていない。国会で議論したい。

 

松沢 かおる 氏;
日本の年金制度は素晴らしい制度だと考えています。どのように存続していくかを検討すべき、総合診療医の増加によって医療費を削減することで国の効率的な社会保障を考えて行くことを説明した次第です。誤解のないように説明したい私も父を亡くし看取っている看護しておりますので人の命を効率性の前に優先するような話ではございません。ただ限りある財源を法律的に社会保障に使っていって皆様の安心安全に満足に資していくのかを訴えたかった。

 

コーディネーター;
アンケートの三割の答えが減額されている。今のままではいかないということであった。
松沢さんの考えはこのまま年金制度自体進むという考えなのか、支出を減らすという考えなのか

 

松沢 かおる 氏;
年金制度についてはGPIFのガバナンス改革をお手伝いしていた。年金ファンドとしてガバナンスを整えたうえで運用を行っていくそれによってきちんと皆さんからお預かりしたものを安心安全を整えたうえで運用することで資金を拡大していくことが大事。
年金受給については今後の検討課題。

 

コーディネーター;
海江田さんガバナンスについてはいかがでしょうか

 

海江田 万里 氏;
年金の問題は年齢によって全然違う、何歳くらいの方がこれを答えているかを一緒にこたえてほしかった。受給年齢はさらに引き上げられるのはあると思います。年齢を引き上げる、受給者の額を減らす、働いている人の負担を増やす、この三つの組み合わせ、この中から納得できる理解できる制度にしていく、このバランスを考えいかなくてはならない。人生100年時代になってきたので支給開始の年齢が後ろに行くのは真っ先に手を付けるべき、その代わり定年制をなくして支給年齢まで働けるような仕組みをつくらなければならない。

 

コーディネーター;
最後の問題です。
緊迫する北朝鮮情勢と憲法9条及び集団的自衛権を含む憲法改正についてどのようにお考えでしょうか。先程と同様に回答時間は1分でお願いします。
視聴者の皆さんはアンケートアプリにご協力お願い致します。
それでは、松沢さん宜しいでしょうか。

 

松沢 かおる 氏;
国の個別的自衛権については、国の正当防衛として認められると考えています。他方で集団的自衛権については現実的な安全保障、現状の世界情勢を踏まえたうえで現実的に何が必要かという議論だと理解しております。国家存立危機自体の条項については集団的自衛権限定的な状況で認めているものだと理解しておりますが、現行の憲法においては集団的自衛権が明確に認められているとは解釈できないので、現実に即した改正が必要だと考えております。自衛隊が我が国を守る重要な役目を負っているという所は理解は共通だと思いますので、他方、憲法によって自衛隊をどのように位置付けていくかということについては憲法が長年我々の平和の礎になっていることも踏まえて、まだ議論は必要だと考えています。

 

コーディネーター;
続いて海江田さん宜しくお願いします。

 

海江田 万里 氏;
北朝鮮の状況に対しては圧力と対話のバランスが大切だと思います。圧力については国連安保理の決議で中国ロシアも加わって成案を得たわけです。安保理のほかの国々にも理解を求めて北朝鮮を経済的に制裁を加えていくということは強めていかなければならない。同時に外交的努力による対話交渉の道も閉ざすべきではない。安全保障の問題では集団的自衛権に踏み込んでます。北朝鮮の問題に対する日本の現実的な対応は周辺事態法という法律がありますからこれを補充する形で対応。安保法案は日本の死活的問題と言えばホムルズ海峡の問題等あるのでそこまで自衛隊が出ていくことに対しては反対です。

 

コーディネーター;
ここからクロストークに移りたいと思います。発言のある方は挙手でお願いします。先程同様30秒でお願いします。松沢さんのお話の中で集団的自衛権は現行の憲法解釈の中では難しいのではないかというお話があった。松沢さんは集団的自衛権違憲というお考えでしょうか。

 

松沢 かおる 氏;
現行の憲法において明確に認められているものではないと思います。現状の北朝鮮情勢、国の国際情勢を踏まえて必要であるということであれば憲法改正が必要で国民投票しなければならない。それが正しいと考えております。

 

コーディネーター;
海江田さんは集団的自衛権は違憲ですか

 

海江田 万里 氏;
北朝鮮にどう対応するかと言うと周辺事態法という法律がある。これを手直しすることによって救出やミサイル防衛はできるようになる。憲法議論よりも時間的に間に合わないので今ある法律にて対応したほうが良い。

 

コーディネーター;
周辺事態法で対応できるので同時に憲法を改正している時間的余裕もないのでそれを以て北朝鮮情勢に対応するのが良いのではないかという趣旨であった。

 

海江田 万里 氏;
地球の裏側に行くのはやってはいけないことだと思っています。

 

コーディネーター;
ここでclicaの方を見ていきたいと思います
憲法改正について
①憲法改正を行うべき62.5%
②憲法改正を行うべきだが、第九条の改正に反対18.8%
③憲法改正を行うべきだが、集団的自衛権に反対6.0%
④憲法改正に反対6.0%
⑤よくわからない6.0%
一番多いのが①の60%

 

海江田 万里 氏;
例えば知る権利や環境権の改正も含まれていると思う。未来永劫改正しないかと言うと改正してもいい、ただ一連の流れの中で北朝鮮の状況から9条で自衛隊を明記するということについては、そういう立場を取りません。憲法の中の基本的人権とか平和主義とか国民主権であるとかこういうものは大切なものであるからそういうものはしっかりと守っていかなければならないというのが私の考え方

 

コーディネーター;
改正についてすべてが反対ではないがこの流れはおかしいといった話でしょうか。松沢さんはアンケート結果を受けていかがでしょうか

 

松沢 かおる 氏;
自衛隊について憲法上の根拠が不明確と言う部分がある。憲法改正を行うべきところは9条の論議も対象。知る権利や地方自治の問題、現在の時代の状況を踏まえて書きこむべきところがあるというのは同じ意見。

 

コーディネーター;
改正している時間、余裕がないという指摘については

 

松沢 かおる 氏;
周辺事態法で対応できるのは共感する。立憲主義の観点からは国の在り方を国民投票を以て憲法改正手続きを踏むことが大事。北朝鮮対応時間のことは横において、国民のなかで議論をして国民投票をして憲法を改正していくことが立憲主義の観点から重要であると考えています。

 

海江田 万里 氏;
憲法は国民が決める事、国民が替えるべきという意見が7割以上なければいけない。総理が一番最後で、議員が憲法審査会で議論を煮詰めた後で最終最後に重い腰をあげるべきで、順番が全くの逆です。まさに立憲主義を損なうものである。

 

松沢 かおる 氏;
今のClicaの回答を見ると憲法改正行うべきという回答が7割以上あったと思うのですがそこの認識が違うということなのでしょうか。

 

コーディネーター;
残念ですがお時間となりましたのでここでクロージングとさせていただきます。
熱い議論をありがとうございました。短い時間の中でご自身の主張をすべてお話し頂くには大変難しい状況であったと思います。ご協力ありがとうございました。
三十秒ずつご自身の主張等あったら頂きたいと思います。

 

海江田 万里 氏;
今度の選挙、特に東京1区では自民党の方がお見えにならなかったのが残念、私と松沢さんとどこまで皆さんにわかるように説明できたかわかりませんがある程度こういうところがちょっと違うんじゃないかなと分かっていただけたんじゃないかと思います。いずれにしましても今度の22日投票所に足を運んでください。お願いします。

 

松沢 かおる 氏;
このような機会を頂きましてありがとうございます。松沢かおるでございます。私も十分に議論ができなかったところがありますが私の政策の一端、考え方をお伝え出来たのではないかと思っております。ぜひ投票所に足を運んでいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

コーディネーター;
お二人の候補者の健闘をお祈り申し上げます。会場の皆様是非盛大な拍手をお送りくださいます様お願いします。
以上で、衆議院議員総選挙、東京第1区の公開討論会を終了させて頂きます。
インターネットで公開討論会をご覧いただきました皆様、動画終了後、アンケートにご協力下さいますよう何卒よろしくお願い致します。
ご清聴ありがとうございました。