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一人一道 ~茶道~

Updated date 2017/07/16

 

茶道


chadou

 

 

茶道とは、伝統的な様式にのっとって客人に抹茶をふるまう事で、茶の湯とも言います。
茶を入れて飲む事を楽しむだけではなく、生きていく上での目的・考え方、宗教、そして茶道具や茶室に飾る美術品など、広い分野にまたがる総合芸術として発展しました。
また、歴史的に見ても織田信長、豊富秀吉といった天下人やパナソニック創業者で「経営の神様」と謳われた松下幸之助氏、京セラの創業者である稲盛和夫氏が茶の湯を嗜むことでも有名です。

 

 

日本文化の総合芸術


茶道は、抹茶を飲み楽しむ事に様々な文化が加わって発展ました。
つまり、茶室や庭など住まいに関する空間、茶道具を選んだり鑑賞したりする工芸、そしてお茶会(茶事〔ちゃごと〕)に出てくる懐石料理や和菓子などの食、客人を気持ちよくもてなすための点前〔てまえ〕作法が融合した総合芸術です。

さらに、茶道は禅宗と深く関わり「わび・さび」という精神文化を生み出しました。
「わび・さび」とは、わびしい、さびしい、という満たされない状態を認め、慎み深く行動することを言います。 茶道においては、この「わび・さび」の精神を大切にし、茶室という静かな空間で茶を点〔た〕てることに集中することで心を落ち着かせます。その事によって自分自身を見直し、精神を高めます。
また、茶道では「一期一会」という言葉があります。これは「人との出会いを一生に一度のものと思い、相手に対し最善を尽くす」という意味の言葉です。
茶道ではこれら精神にのっとってお茶をたてる事を大切にしています。

 

 

精神性


「主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、茶室の備品や茶会の雰囲気を清浄にする」という意を表す言葉ですが、一文字ずつ分解すると次のような意味になります。

和:和合、調和、和楽の意。互いに楽しもうという心。
敬:他を敬愛する心。
清:清潔、清廉の義。まわりも自らも清らかでありなさいという教え。
寂:寂静、閑寂の意。要らないものを捨て去ることで生まれる。

茶道経験者によると「茶道に触れることで自らの荒ぶる精神をコントロールし、日々の生活に余裕が出てくる」のだとか。物事を考える際、精神的に余裕があるときとないときでは、アウトプットにも差が生じるものです。

 

 

体験


 

 

 

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