公益社団法人 東京青年会議所(東京JC)

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公益社団法人 東京青年会議所5月例会報告

5月例会報告

Updated date 2016/06/03

2016年度5月例会

『パラレルキャリアが未来を切り拓く~2枚の名刺が生み出す新たな価値~』

 
 平成28年5月18日(水)、東京大学キャンパス内・伊藤謝恩ホールにて2016年度5月例会を開催しました。

 
 

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まず、総合政策特別委員会浅田(あさだ)和宏(かずひろ)委員より2月例会の内容を振り返りました。続いて反町雄彦(そりまちかつひこ)委員長より2月例会の内容について確認テストを実施し、解答解説と採点をすることで、参加者の理解度を測りました。その後、オープニング映像を放映し、パラレルキャリアの必要性をJCメンバー中心に問いかけました。

 
 

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一橋大学教授・日本元気塾塾長米倉(よねくら)誠(せい)一郎(いちろう)氏による基調講演では、未来を変える働き方についてお話いただきました。戦前の教育蓄積が日本の高度経済成長を支えたことを示す一方で日本の政府支出に対する教育支出の割合が低いことを指摘され、経常収支が年々下がってきている中、一人当たりGDPや労働生産性の低さ、自殺率の高さからも今後は「ワークハードからワークスマートへの転換」、国民全体で「稼ぐ力」が求められていることが示唆されました。
「稼ぐ力」をつけるためには現状を打破するイノベーションが不可欠であり、世界の具体例を示しながら、日本におけるイノベーション創出の可能性についても話されました。エネルギーのない日本ではむしろそれを強みにし、持っている経営資源の多重利用が今後の日本のイノベーションを創発するとし、日本の老若男女全てが自由に働ける生産効率の高い社会を作りあげるように激励いただきました。

 
 

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次に法政大学大学院教授石山(いしやま)恒(のぶ)貴(たか)氏にパラレルキャリアの概念や具体例について講演いただきました。自分が本業と考える組織あるいは役割に全面的に依存してしまい、その価値観を疑問の余地なく受け入れ、その状態から変化する可能性すら想定していないシングルキャリアから、本業と社会活動の両方から自己成長するパラレルキャリアへの転換の必要性やそれによるイノベーションの可能性を説明いただきました。また、JC活動はまさにパラレルキャリアであり、ゼロベースで役割を創造し、学ぶことができる貴重な機会だと教えていただきました。

 
 

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最後に、石山恒貴氏をコーディネーターとするパネリスト3名によるパネルディスカッションでは活発な議論が行なわれました。パネリストは、①電通の一般社員として勤務しながらも、地方創生のプロジェクトにも積極的に関与されている樋下(ひのした)稔生(みのる)氏、②がん患者とその家族が自分の力を取り戻すための場所マギーズ東京を設立された鈴木(すずき)美穂(みほ)氏、③東京青年会議所の先輩でもあり、サッカーチームを設立された西村(にしむら)剛(たけ)敏(とし)先輩でした。
最初に各パネラーの方々に、それぞれの活動紹介を発表いただき、パラレルキャリアを始めたきっかけについてお話しいただきました。

 
 

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次に、①パラレルキャリアを実践するための時間の使い方や②実践するための周囲の巻き込み方についてそれぞれお話しいただき、例会参加者の皆様に様々な視点からのパラレルキャリアについての考え方について提示することができました。

 
   
   
 

最後にパネリストからの応援メッセージをもらい、盛会の中、例会を終えることができました。