公益社団法人 東京青年会議所(東京JC)

公益社団法人 東京青年会議所

2018年度4月例会報告

4月例会報告書
あなたが子どもにできることは?

今の子どもたちが生きる
未来についての責任を考える



4月例会「ヒーローアカデミー2.0」では、激変するこの時代にあって、子どもたちに何を与えてあげられるか、何を伝えていくべきかを模索しました。
ARを駆使した超未来体験、親子で体験できる広場、ベビーカーでそのまま来場でき、子どもが泣いても心配のないサテライト会場での同時公開講演など、
育児世代に優しく、親子で参加・体験できるプログラムを盛り込んで開催。慶応義塾大学総合政策学部准教授である中室牧子氏、
文部科学大臣補佐官の鈴木寛氏、足立区教育長の定野司氏に基調講演とパネルディスカッションを行っていただきました。

4月例会は2018年4月14日、日本科学未来館において開催されました。教育政策室が主催した
「ヒーローアカデミー2.0~Education Shift あなたが子どもにできること~」は、
今の子どもたちが成長した時、どんな社会を生きるのか。
広い視野で教育の今と未来を考える試みは、多くの参加者を集め、熱気の中で終了しました。


人間中心の超スマート社会
そこで生きること、できること

 2045年は人類にとって節目の年になると予想されています。それはAIが人間を超える時代。AIが物事を考えて
発想し、創造する。現代では、人間とAIの違い、人間にしかできないことと無意識に認識されている事実が塗り変わるということを意味します。
 さらにインターネットと現実がリンクする「超スマート社会」。
それは、内閣府の科学技術政策で、目指すべき未来社会の姿として提唱されたSociety5.0の実現した社会です。
 しかし、それは同時に、未だかつて人類が経験したことのない社会です。
未解明な未来を生きる私たちの子どもたちには、どのようなスキルが必要なのか。
それを考え、そのスキルを身につけられるよう、子どもたちを導くためにどうしたらいいか。私たちは何をすべきなのか。
子どもと共に未来を体験し、現在と未来の橋渡し役としてすべきことを考えるための様々なイベントと講演に、
参加者は大いに楽しみ、真剣に自分のこととして対峙していました。

時代に合った正しい教育の重要性
冷静に的確に未来を予測する必要性

 慶応義塾大学総合政策学部准教授、中室牧子氏の基調講演では、経済学と教育学の関係性、枠にとらわれない教育の重要性などが語られました。
「勉強しなさい」ということがなぜムダなのか、それならばどうすれば子どもが勉強をするのか、
親が子どもに与える影響など、子育て世代に興味深い内容でした。文部科学大臣補佐官の鈴木寛氏は、
2020年に実施される大学入試制度の変更やその理由、AI時代において子どもたちにどのような教育を与えるべきなのか、
そしていかなる時代でも、人と人との関わりの中で、互いを高めながら生きていくことの重要性を提示していただき、参加者に感銘を与えました。

就学前教育と非認知能力養成
今注目される教育を子どもたちに

 現在注目されている能力のひとつである「非認知能力」。
人とうまく関われる、感情をコントロールするなど、IQなどで測れない能力は、大人になってからの幸せや経済的な安定につながるというデータが示されています。
そのため、就学前教育と非認知能力を養うことはとても需要なこととなってきました。それを育む一助となるイベントを用意。
「空気で遊ぼう」など、子どもの「なぜ?」を伸ばすイベント、ヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを装着して、
ARでドラゴンを倒すなど、最新技術と体を使って魔法のような世界を楽しむイベントなどが、大変な人気を集めました。
子どもたちのはしゃぐ姿を見つめる大人たちの笑顔も印象的でした。

4月例会報告チラシ

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