年間スローガン
基本方針
共創が織りなす新たな価値の創造
「新日本の再建は我々青年の仕事である」、この志こそ東京青年会議所のDNAであり、日本における私たち運動の原点であります。先輩諸兄姉が紡いできたレガシーを継承し、未来に繋げる行動が求められています。
変化の激しい現代社会において、次々と新たな課題が蓄積しています。その課題に対し、今まで築いてきたカウンターパートとの連携をより一層深め共創していく必要があります。私たちが織りなす運動を、多くの市民に発信し共感をもたらせ、未来に繋がる持続可能な仕組みを構築していきます。
私たちは、変革の力を恐れずに、新しい未来を築くという使命を担っています。そのために勇気を持って既成概念に挑戦することが大切です。そして、積極的に新しいアイデアやビジョンを構想し、行動することでより包括的で持続可能な社会をデザインしていきましょう。
未来をデザインする新社会システムの共創
世界は地球温暖化、戦争による分断に直面し、私たちは世界に先駆けて急速な人口減少・少子高齢化社会に直面しています。未来に責任を持つ中心世代である私たち青年経済人が、その責務として、この複雑化し混沌とした社会の変化に対応し、未来を見据えた持続可能な社会を構築し、新日本の再建を行っていかなければなりません。
東京青年会議所が創り上げ紡いできた75年の歴史を継承し、東京の23特別区に根ざす私たちが力となり、産官学民のパートナーシップとともに、ITや生成AI(人工知能)といった新たな技術がもたらされた今の時代にこそ、生み出すことができる持続可能性を軸とした新社会システムを構築し、人々が笑顔に溢れ、互いに支え合い、共に成長する未来をデザインしていきましょう。
未来へつなぐ歴史と友情
東京青年会議所が設立されて75周年、そして23区の地区委員会制度が導入されてから50周年の大きな節目の年を迎えます。この特別な年に、先代の想いや志を受け継ぎながら、次世代の東京青年会議所が東京の未来への懸け橋となる運動を構築していきます。
周年式典を未来への架け橋となる絶好の機会と捉え、長年構築してきたカウンターパートと国内外の仲間との繋がりをより強固なもとのし、23区の地区委員会の多様な個性を結集させ、東京青年会議所のレガシーをさらに飛躍させていきます。
また、青年会議所は国際の機会に恵まれていることが大きな魅力です。積極的に国際の機会に目を向け、その機会に関与するメンバーが増えることで、国際的な視点を持ち、国際的な協働関係を構築し続けられる次世代のリーダーが生まれていきます。さらに、アワード申請などの機会を積極的に活用し、国際的な舞台で運動の発信を行うことで、東京青年会議所の国際的な存在感を一層高めていきましょう。
次世代のリーダー育成こそJCI東京のブランディング
JCI東京のメンバー数は1989年の1422名が在籍した当時から、現在は半数以下のメンバー数となっております。また、現在の新入会員向けの育成プログラムは、23区の地区委員会ごとに異なる取り組みが行われています。リーダー育成を目指す組織として、会員拡大を図るためにも、まずは東京青年会議所独自の会員育成プログラムを策定し、メンバーの成長と機会の均等な提供を平準化する仕組みを構築します。
東京青年会議所の魅力は、23区の地区委員会の存在と連携されるパートナーと共創する事業であります。市民の多くから共感を得て、広く認知される事業を展開し、そこに関わり成長し活躍するメンバーの姿を前面に押し出し、発信と伝達することが必要です。そして、東京青年会議所の認知度を向上させ、JCI東京のブランディング戦略に結びつけていきましょう。