
東京青年会議所では “最大の運動発信の場” として月に1度 【例会】 を主催しています。
今回のインタビューでは、共催という形で参画してくださったCLASS EARTH 株式会社様に背景や想いについてお話を伺いました。
“正しい環境教育×推進力”で目指す、サステナビリティと経済の両立
2026年7月の例会テーマは“ネイチャーポジティブ”。
ネイチャーポジティブとは、地球の生物多様性の損失を食い止め、回復軌道に乗せるという国際的な大目標です。
本例会では、専門家による講演をはじめ、事前に自然体験をおこなった子どもたちによる学習成果の発表、そしてネイチャーポジティブを五感で学ぶ企画展示などが実施されました。
このイベントを東京青年会議所(東京JC)と共に盛り上げてくださったのが、CLASS EARTH株式会社様。同社は、生物多様性の保全と子どもたちへの教育を軸に、国際基準の“B Corp認証”も取得しているサステナブル企業です。「正しい知識なくして正しいアクションは起こせない」という想いのもと、子どもたちが親しみやすいクリエイティブなアプローチで、持続可能な未来に向けたネイチャーポジティブ教育を展開しています。
今回のインタビューでは、イベントを共催した背景や東京JCに期待する価値、今後の展望について、CEOの高岸遥様に詳しくお伺いしました。
東京JCトップの力強い宣言に心が動き、共催を決意
実は、最初に東京JCさんからお誘いをいただいたときは、「経済団体である東京JCさんが、なぜ教育・環境ベンチャーである当社に?」と不思議に思っていました。
しかし、その疑問は年始の例会に参加した瞬間に吹き飛びました。東京JCの理事長がステージの上で、「今年はネイチャーポジティブに取り組みます!」と高らかに宣言してくださったのです。
まだ日本国内ではそこまで浸透していない“ネイチャーポジティブ”という言葉を、当たり前のように、しかもあのような大きな舞台で発信してくださったことが本当に嬉しくて。「この熱量を持った組織と一緒に新しい価値をつくりあげたい。」と思い、共催を決意しました。
地域に根付いた経営者集団である東京JCの“推進力”に期待
東京JCのメンバーには、経営者や社長といった、地域に強い影響力を持っている方が多いことが大きな魅力です。
そうしたリーダーたちが、“地域経済を守る”だけでなく“地域の自然を守る”行動を起こしたら―。それはネイチャーポジティブを社会に浸透させていくにあたって、これ以上ない強力な原動力になります。
単なる理想論で終わらせず、リアルな社会を動かす具体的なアクションへと変えていってくれる。そんな経営者集団である東京JCが持つ“圧倒的な推進力”に、私たちは大きな期待を寄せています。
サステナビリティと経済が両立する“新しい常識”を共に広げたい
一般的に“サステナビリティと経済は相反するもの” “環境に配慮した製品はコストが高い”と思われがちですが、それはただの思い込みに過ぎません。
たとえば、国際情勢によって石油価格が高騰すれば、日本国内で生産できる再生可能エネルギーのほうがコストメリットを生むタイミングが必ず訪れます。このように、時代や世界の情勢によって“経済的な正解”は常に変わっていくのです。
“環境を守ることが、ビジネスや経済にとっても最大の利益になる”。この見落とされがちな事実を、東京JCさんと共に日本の社会へ、そしてマーケットへ広く認知させていきたいと考えています。
今回の例会を一過性のイベントで終わらせることなく、これからも良きパートナーとして社会実装へ挑み続けられることを、心から楽しみにしています。
企業・団体詳細
CLASS EARTH株式会社
生物多様性の保全(ネイチャーポジティブ)と子どもたちへの教育の融合を目的に設立。絶滅危惧種や自然環境を学べる絵本やアニメの制作をはじめ、サステナブルな学校制服のプロデュースや伝統茶ブランドの展開など、多角的な取り組みをおこなっている。
社会や環境に配慮した公益性の高い企業に与えられる国際認証“B Corp認証”を取得しており、企業・教育現場・自治体をつなぐネイチャーポジティブの推進役として貢献。アートやアパレルを交えた独自のクリエイティブな教育アプローチを通じて、持続可能な未来に向けた次世代の育成を担っている。



