OBOGインタビューvol.1|波多野 麻美 先輩

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ゲスト:波多野 麻美 先輩

インタビュアー:公益社団法人東京青年会議所 ブランディング委員会 副委員長 澤登 靖 君

OBOGインタビュー第1弾は女性初の東京青年会議所理事長になられた波多野麻美先輩にインタビューさせていただきます。

経歴

波多野先輩は2003年に東京青年会議所に入会され、2018年までの15年間在籍されました。2006年から国際系の委員会に所属し、海外LOMとの国際交流を担当されました。以降、国際アカデミー委員会の出向 、JCI アジア太平洋開発協議会・議長を務められ、2016年東京青年会議所副理事長を経て、2017年女性初の第68代東京青年会議所理事長を務められました。またJCI東京国際女性友好会を立ち上げられ、女性活躍、ダイバーシティの推進活動でも活躍されております。


質問① JC活動をする上で、モチベーションは何でしたか?

私は入会してから15年間在籍しましたが、なんで15年もの長い間JCを続けられたのかと考えると、純粋に楽しかったから続けられたと思います。JCでは多様な楽しい個性豊かな仲間たちと出会い、JCは単年度制ですので、毎年新しい経験が積め、新しい挑戦ができ、時には修練と言われますが、大きな苦難を乗り越え、多くのことを学べました。そういった経験から自分が成長している実感が味わえ、一緒に成長した仲間と喜びを分かち合えたり、JC活動で経験させてもらう全てのことが自分にとってはすごく楽しかったので、続けられたと思います。

質問② 国際の舞台で活躍されておりましたが、特に印象に残っている経験や事業は何ですか?

1つ例を挙げると国際青年会議所のアジア太平洋開発協議会(APDC)という組織で、2013年に開発担当役員としてブータンを担当させていただいたことです。この組織は、JCのない国にJCを作り、そのために若者のコミュニティをしっかり立ち上げ、大きな変革を起こしていこうと活動しています。

そのブータンという国はあまり皆さん馴染みがないと思いますが、ブータンに行ってすごく驚いたのは新入会員候補者であるチャーターメンバー候補者と言われる人たちが青年会議所を作るために、メンバーが朝から晩まで真剣に、とても情熱的に「王室のためにこうした方がいい、地域のためにああした方がいい」と、熱く語り合っている姿に私はすごく感銘を受けました。その中のメンバー1人に、「なんでそんなにブータンの青年達って情熱的に国のために夜遅くまで一生懸命議論を重ねて活動しているんですか?」と質問したら、その青年が「え、日本ではそうじゃないのか?」と逆に聞かれました。ブータンの青年はみんなリーダーになりたいと思っていますよ。「なぜなら自分の国を良くするのは自分しかいない」と思っていると言われ、その時私はすごくドキッとしました。なぜかというと、当時の私は自分の国をよくするのは自分の役割という認識はなく、他の誰かの役割であるという認識でした。

この活動を通じ東京青年会議所を作られた先輩方のことを思い出しました。きっと、1949年に東京青年会議所を作られた三輪善平衛先輩を始めとする48名の先輩方は、このようなブータンの青年たちと同じように目を輝かせて日本の未来を、日本の復興を目指して東京青年会議所を設立されたのだろうと思いました。国が違っても時代が違っても私たち青年経済人が責任世代で未来に対してどんな役割があるのか認識して行動しているということは変わらない普遍的なものだということをその経験から学びました。ブータンの青年たちとの出会いはすごく印象的だったし、自分自身の意識を変えてもらった経験でした。

質問③ 青年会議所を卒業してからどのような点でJC活動が活かされましたか?

青年会議所の活動は、人生の色んな所に活かされていると思っています。
例えば、経営者として考える時、青年会議所は社会が抱える問題を解決するための根本療法となる運動を展開することが大きな役目としてあります。そして、運動を行うための健全な運営が必要であり、青年会議所の活動は運動と運営の両輪で成り立っていることを学びました。

運動は社会問題を解決する社会の方針になります。JCで経験したことは会社経営の中の企業戦略や会社の方針を作る上でとてもよい基盤になっていると思います。

一方で、運営の面では、私の会社は120名ほどの会社ですが当時の東京青年会議所は会員が700人程度いて、年間で100近い運動・事業する組織を全体的に見て効果的な運営をすることから組織運営やリーダーシップを学びました。このリーダーシップは仕事の時だけではなく、友人や家族または団体活動の中で自分がリーダーシップを発揮することで人生をより豊かにするものになるし、より充実した日々を過ごせる一つの要素であると思うので、本当に青年会議所で学んだことは人生のあらゆるところに活かされていると思います。

質問④ 青年会議所の魅力を一言で言うと何ですか?

青年会議所の魅力は、他では経験できないポジティブチェンジできる場所だと思います。どういうことかというと、自分自身が楽しみながら成長できる場所です。仕事を通してでは出会えないような多様な人と出会い、仕事では絶対できないような挑戦など多くの経験をさせてもらい、ちょっとした修練をさせてもらいました。入会した当時の私は、小さな器だったものが、皆さんとの活動を通して様々な学びがあり、気づきがあり、少しずつ自己成長し、大きな器になっていける場だと思います。私はもう卒業していますが、改めて青年会議所に入会して良かったと思います。

新入会員の皆様に

新入会員の皆さまはまだ、青年会議所はどのような活動をしている団体なのかわからない方もいると思いますが、青年会議所は自己成長の場であり、たくさんチャレンジし、ポジティブチェンジを意識して行動することをオススメします。この活動から得られるものは沢山あり、素晴らしい出会いも沢山あると思いますので、皆さんの人生をより豊かなものにしていただきたいと思います。
本日は、貴重なお話をありがとうございました。

▼インタビュー動画はこちらからご覧いただけます。

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