公益社団法人東京青年会議所

9月例会報告

Updated date 2016/11/28

2016年度9月例会

『「和」の力で世界を魅了しよう!』

グローバルシティズンシップ講義編1限目である3月例会の振り返りや、実習編である日本パラオ文化交流際の報告会を例会中に行い、また、メンバーへ身近な実例を通じて「和」の力を理解してもらうため、歴代JCI会頭である原田氏を講師としてお招きした。大人だけでなく、次の時代を担う日本の子どもたちも「和」の力を使い、国際協力を進め、グローバルなリーダーとして活動している事を知っていただくため、開会前に公益社団法人日本青年会議所 国際グループ 世界に貢献する日本創造会議より、少年少女国連大使報告会を行った。また、一般参加者として日本パラオ文化交流事業に参加していただいた佐藤氏を講師としてお招きし、一般参加者目線での事業検証も行った。
 


 

第1部では古山氏、原田氏により日本の魅力についてクロストークを行った。古山氏より日本の伝統精神や、日本の魅力を感じるためにはまず日本の歴史を学ぶことの重要性について、原田氏より世界と日本のJCとの比較などを例とし、普段当たり前と思っていることこそが日本の魅力であること、日本の魅力を理解するためには伝統文化に触れてみることが重要であるとのお話しをいただいた。
 


 

第2部基調講演では、元文化庁長官の近藤誠一氏より、日本文化の魅力についてご講演いただいた。日本文化(思想)の特徴である自然観、あいまいさの受容、目に見えぬものの価値について、西洋との違いを具体例を交えてご説明いただき、日本文化の特徴を自ら味わうことによって日本の魅力を再認識して発信することができるとのお話しをいただいた。
第3部のパネルディスカッションでは、実習編である日本パラオ文化交流事業について、スライドを交え事業報告を行い、第一部、第二部の講師に加え、一般参加者として実習編に参加していただいた佐藤氏を講師として迎え、感想などを伺った。
国際事業での海外とのコミュニケーションについて、原田氏からは言語より重要なことや相手を知ることの重要性を、近藤氏からは言語ではなく文化でコミュニケーションを取ることの重要性ついてお話しいただいた。

 

 

原田氏からは自身の体験談として、リーダーの資質とは、特に海外でのリーダー(本来は日本でも同じであるが)には自国の文化や歴史を含めまず自分のことをよく学び、理解し、相手に示すことが重要であり、それがリーダーとしての信頼にもつながり説得力になることのお話しいただいた。
 

 

古山氏からは松下政経塾が考えるリーダーシップについておよび指導者の条件について、リーダーは志が大切であり、指導者の条件は徳を養うこと、徳とは素直な心で行動すること、素直な心とはどのような心かなどを、スライドを交えてお話しいただいた。特にグローバルリーダーとして相手に興味を持ってもらうためには、個性を表現できる力が必要であり、そのためには日本の文化の理解が必要であるとのお話しをいただいた。
パネルディスカッションの最後に、佐藤氏からは今すぐにできる民間外交について、原田氏からは自分たちの街の歴史を紐解くことと「和」の力に結びつく嗜みを身につけること、古山氏からは2020年に向け、強さだけでなく徳のある国を目指して欲しいという思いと、それはビジネスの場などでも同じであるということ、近藤氏からは常に好奇心を持ち、様々なものから学ぼうとする姿勢が大事であり、高みを目指すことがリーダーシップにつながるというお話しをいただいた。