公益社団法人 東京青年会議所(東京JC)

公益社団法人 東京青年会議所

2018年度5月例会報告


5月例会報告書

SDGsにある好循環の可能性




SDGsで実現する
社会課題解決とビジネスチャンス

2015年、193ヶ国のもとに国連で採択された「持続可能な開発目標」
SDGs。2030年までに達成すべき17の目標と、実現のための具体的なアクションとして、
169のターゲットが設定されています。
すでに企業の社会的責任(CSR)の指針とされていますが、
さらに進んでビジネスと掛け合わせることで、
社会課題を解決しながらビジネスチャンスを広げていこうという
動きが活発化しています。
その実現のためにどう考え、何をするべきかを探りました。

5月22日、有楽町朝日ホールにて5月例会「SDGsは宝の地図」を開催しました。
SDGビジネスの第一人者であるふたりを招いての講演会
「SDGビジネスの可能性について」、香港、フィリピン、モンゴルの
JCIメンバーに参加いただいたパネルディスカッション
「世界のSDGsとビジネスチャンス」。
東京JCの活動報告の三部構成で、SDGsについて学び考えました。

業界の区別なく先端企業は取り組んでいる
SDGsビジネスチャンスのリスク

第一部では、外務省勤務を経て国連などで人道支援に携わってきた
SDGパートナーズ代表の田瀬和夫氏と、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント㈱で
ESG(環境・社会・ガバナンス)リサーチや企業との対話に従事する
小野塚恵美氏に、SDGビジネスの可能性について語っていただきました。
「株を安く買って高く売ることが顧客への貢献だった金融業界も、
今や地球社会にいかに役立つか、どんなインパクトを与えるかを考える時代」
という小野塚氏。大きなお金の流れをコントロールできる企業だからこそ
できる社会貢献があると同時に、中小企業でも発想と行動次第でSDGビジネスに
取り組める可能性を具体的に示してくださいました。
田瀬氏の「金融に心はありますね」の問いに、はっきりYESを表明したまとめが印象的でした。

国の課題とJCIのプログラム
世界中のJCが積極的に行動している

第二部では、第66代理事長 中村豪志先輩にコーディネーターとして進行していただき、
JCIビクトリア(香港)、JCIマニラ(フィリピン)、JCIウランバートル(モンゴル)の
メンバーが、各国の課題と、その解決のために特に注力するアクションを
発表してくださいました。
ビクトリアでは家族の絆の再構築に取り組んでいるとのこと。
マニラでは質の高い教育を広めるため、僻地や島の教育機関の意識向上や
横のネットワークづくりを進めています。
ウランバートルでは、まずは交通事故をなくすためのドライバーの
マナー向上プロジェクトに力を入れ、事故減少の結果を出しています。

課題に取り組み社会に働きかける
JCには社会的課題解決の力がある

5月例会の主管である東京JC国際政策室では、田瀬氏を講師とする
SDGsの勉強会を開催しています。
主に中小企業に向けて、SDGsへの理解と、本業を通じた社会貢献の在り方を探るものです。
第三部ではこれまで4回行われた勉強会の報告と、戦略立案について学ぶ
第5会勉強会の参加呼びかけがされました。
石川和孝理事長の「東京JCでの気づきを通し、SDGsと本業をリンクさせて
互いのチャンスとしていきたい」という言葉で、例会は締めくくられました。

5月例会報告書