東京青年会議所

70周年

公益社団法人 東京青年会議所

2018年度12月例会報告

東京JC 12月例会

クリスマス・卒業式

1の使命感 好循環で創る世界都市「東京」 ~そして伝説へ・・・~

1の使命感をもった多くのメンバー達が家族に感謝し、卒業を迎える

12月8日(土)目黒雅叙園にて、多くのゲストと共に公益社団法人東京青年会議所の1年を締めくくる12月例会が開催されました。12月例会は、2018年度の多くの事業をともに称えあう「東京JCアワード」や、永年青年会議所運動に尽力された多くのメンバー(青年会議所は40歳で「卒業」を迎え、正会員として在籍することはできなくなります)の卒業を祝います。メンバーの家族もたくさん参加し、メインゲストとしてDA PUMPさんを迎え、会に花を添えていただきました。長州小力さんやMAX NANAさんにもご参加いただき、多くのメンバー・家族が運動の成功を御祝いしました。

2018年の運動を振り返り
2019年に繋げる

石川和孝理事長は2018年度の運動を振り返り、成功と失敗について触れ、メンバーの成長について挨拶をしました。本会に集ったメンバーは石川理事長の1年間の牽引に感謝を示し、多くのメンバーは2019年度さらなる運動の展開を心の中で誓いました。あわせて、莊紘之専務理事から1年間の運動の説明があり、卒業生でもある莊専務は、自身の思いも乗せて報告を行いました。

次年度理事長予定者 塩澤正徳君による送辞
卒業生 波多野麻美 直前理事長による答辞

次年度理事長予定者 塩澤正徳君は東京JC2018年卒業生106名に対して、送辞を述べました。卒業後の社会での活躍をしてくれることが、現役メンバーにとって、何よりのJC活動を行う「エビデンス」になるとのメッセージがありました。波多野直前理事長はそれを受けて答辞を述べました。

JCという団体は、ごみを拾う団体ではありません。ごみを捨てさせない社会をつくる団体です。対処療法ではなく、根本療法を運動という形で社会に示していくことが我々の使命です。
JCという団体は、政府や行政の手足になって活動する団体ではありません。政府・行政・民間を結集させ、牽引していく団体です。明るい豊かな社会の実現のために、市民をインスパイアし、市民にモチベーションを与え、社会にインパクトを与えていくのが我々の役割です。

私たちはJCの価値を社会に示すために、タイトなスケジュールの中、厳しいガバナンスの中、時に不条理な待遇を受けながら、寝る時間も惜しまず、議案と向き合い、自分と戦い、運動をつくってきました。JCに入会していなければ出会っていなかったであろう皆さんと共に、JCに入会していなければ考えることもなかったであろう様々な社会問題について深く考え、熱い議論を交わし、活動に励んできました。

思い描いた通りにできなかったこともあったかもしれない。
仲間に上手に伝えられなかったこともあったかもしれない。
多くの動員を図れなかったこともあったかもしれない。
孤独を感じたこともあったかもしれない。
仲間から責められたこともあったかもしれない。

でもそれは失敗ではないのです。

失敗とは行動しないことです。

「今月の例会つまらなかったね」そんな発言をしたことはありませんか。私たちは1チームです。チームの中に評論家はいりません。なぜなら、すべてのメンバーが設営側として活動する機会が与えられているからです。つまらないと思うなら面白くなるように自らが汗を流して貢献すればいい。

「自分の委員会だけ良ければいいや。」そんな風に考えたことはありませんか。私たちはリーダーの集団です。リーダーが自分の属する組織に垣根を作り、視野を狭めることはあってはなりません。なぜなら組織の一部分しか見ていないリーダーが活動の本質を理解することは絶対にないからです。

「自分の活動地域だけにしか興味がない。」そんなことを思ったことはありませんか。日本全国に695カ所、世界には約130カ国に青年会議所が存在します。他の地域を知らなければ自分の地域の強みも弱みも分かりません。世界を知らなければ日本の位置づけを知ることもありません。自分の地域を良くしたいなら、地域を良くするリーダーになりたいなら、異なる世界を知ること、異なる人々と関わることを怠ってはいけないのです。

生きるということは呼吸することではなく、行動すること。
私たちは多くの人々と繋がり、他人の行動や自分の行動から多くの学びを得て、成長し、社会で運動を展開する運動体です。行動することを決してやめてはいけないのです。

二十五歳から四十歳。人生において最も働き盛りで、最も活発で、最も変化の多い時期。
なぜ人生において大事な、この青年期に私たちは「明るい豊かな社会」の実現のため、多くの尊い時間を費やすことを選んだのか。
それはゴールに向かって共に走ってくれる仲間がいたからです。
必死な仲間の姿に心打たれて自分も何か役に立ちたいと考えたり。
惜しみなく汗を流す仲間の姿を見て、自分も負けじと頑張ったり。
仲間の熱い想いに心動かされて、自分も大きな壁に挑戦したり。
仲間の流す涙に秘められた想いからいろんな学びを得たり。
共に走ってくれた皆さんの存在こそが、私たちが活動する最高のモチベーションであったことは間違いありません。
本当にありがとう。

私たち青年は「自分なんて、JCなんて、日本なんて」と悲観したりしません。自分が行動しなくても「どうにかなる、誰かがどうにかしてくれる」と楽観したりもしません。なぜなら、悲観したり楽観したりするのは第三者がすることだからです。 私たち青年は第三者ではなく、当事者としてよりよい社会ために率先して行動するのです。

私たち青年は物事の批判や他人の評価をする評論者にはなるのではなく、能動的に行動する実践者となるのです。
私たち青年はできない理由を並べて行動することを避けるのではなく、できる方法を見つけ出し、やり遂げるのです。
私たち青年は見たり聞いたりすることだけで満足するのではなく、果敢に挑戦するのです。
私たち青年は変化を恐れることなく、変化を楽しみ、自らも変化していくのです。

私たちの未来は無限の可能性を秘めています。なぜなら未来は私たちの今日の行動から作られるからです。目の前に道がないのなら道をつくればいい。目の前に立ちはだかる壁があるのなら、その壁を壊せばいい。私たち青年は前に進むのみです。

自分が入会した時にはそんなこと考えもしなかった。
これらはすべてJC活動の中で皆さんが教えてくれたことです。私たちはこの素晴らしい団体で、個性豊かな仲間たちから、沢山の気づきと学びと笑いを頂き、かけがえのない時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。

私たち卒業生は、皆さんと過ごした時間を誇りに、来年からは各々のフィールドで社会に貢献することをお約束します。そして、シニアとして現役の運動を精一杯応援すること、現役の運動に余計な口出しをしないことを固く固くお誓い申し上げ、卒業いたします。

一九七八年、昭和五十三年生まれの午年一〇六名、これにて卒業させて頂きます。
皆様、今まで本当に本当にありがとうございました。

平成三十年十二月八日
卒業生代表 波多野麻美